退職届の出し方

辞めるとなったら怖いものなし!
退職希望者は度胸が一番!

※ここに書くのはあくまで一般的な方法です。

準備

調べておくべきこと

制服・定期券・保険証などの返却方法
どれくらい前に退職届を出す社則になっているか
退職後の社宅や借り上げアパートの扱い
会社専用の退職届のフォーマットの有無
その他の会社の制度(残業代の支払い、退職前の有給休暇中でもボーナスがもらえるか等)
社長の名前

準備するもの

退職届(確実に辞める人)
退職願(居残りも考えている人)
封筒(白色、A4が三つ折で入るもの)
ボイスレコーダー(揉めそうな場合のみ用意)

いざ提出

どれくらい前に提出するべきか?  社則に従いましょう。だいたい二ヶ月前となっているところが多いです。 ただしドブラックですぐにでも辞める場合は2週間前で大丈夫です。 社則に法的拘束力はないのです。
退職届をの作成  会社に専用のフォーマットがある場合は、必ずそれを使いましょう。 日付は提出日でいいでしょう。 辞める日は社則を守った上でタイミングを見計らって決めてください。 ちゃんと社長の名前宛にしましょう。 自分の名前の下には押印(三文判)。 それを三つ折にし、白色封筒に入れれば準備完了です。
提出先  ある程度の規模の会社なら直属の上司、 小規模で社長と顔を合わせる機会が多いのならば社長に出しましょう。
ベストなタイミング  上司または社長が一仕事おえてちょっとノンビリしている時です。 (そのようなタイミングが無いのであれば、とにかく会える時に出しましょう。 準備を考えると確実に会えるときがいいでしょう。私はいつも朝礼の後などにだしていました)
声掛け  「部長、ちょっと個人的な話があるのですが・・・別室でよろしいでしょうか?」
移動後  「○月付けで退職させていただきます。こちらが退職届になります」 と、退職届を提出しましょう。 この時に出来るだけ、退職関係の手続きは誰と(どこの部署と)するのか確認しておきましょう。

提出後から退職まで

退職手続きをすすめる  大企業なら人事部が勝手に手取り足取りやってくれますが、 中小だとそうも行きません。それどころかちゃんと書類関係を出してもらえるか もわかりません。(いじわるされたり、そのような知識さえ持ち合わせていなかったりする) なのでこちらから積極的に担当部署に連絡していきましょう。
担当部署に確認しておくことは…
・退職までの書類などの必要手続き
・返却物の返却方法
・自分がほしい書類およびもらい方
・最終日は有給休暇で良いのか、手続きのため出社が必要か
・有給休暇で会社に来ない期間がある事


引き止め対策  会社や立場によっては強烈な引き止めを食うことがあるでしょう。 辞める人にとっては面倒なことです。(逆に退職願を出しつつ条件変更を狙ってる人にとってはチャンスかも知れませんが…)  一番良い対処法は「次が決まっていますので…」といってしまうことです。 この際、転職先について根掘り葉掘り聞かれることがありますが、黙っておきましょう。 「まだ正式に書類は交わしてないので…」とか言えば言い訳は立ちます。 (私は餞別金を出されたタイミングであまりにしつこく聞かれたので嘘を付きました)
他の対処法としては「まだ決まってはいませんが、数社からお話を頂いているので」 ということです。ただこれだと会社は『まだ引き止め可能だ』と判断することがあります。 その代わり、転職先を聞かれても「まだ決めてませんので」で逃げることができます。
引き止められた際、キレたり暴言を吐いたり会社や待遇を馬鹿にすることは絶対にやめましょう。 基地外ブラック会社ならなおさらです。 基地外は基地外がゆえ『貴方の転職の邪魔をする』という会社の利益にならないことを やりかねないのです。

転職先は言わない方がいい   辞めることが知れ渡った場合、同僚はとかく 転職先を知りたがるものですが、基本的に言わないほうが良いです。 業種も、場所も、待遇も、なにもかも言わないほうが良いです。 同僚経由で上司にまで伝わって、転職の邪魔をされることがあるようです。 高待遇の会社に移るのなら、同僚に嫉妬を受けて、辞めるまでの数ヶ月がより苦痛になることもあるでしょう。 大企業でも同業種に行く場合はあまり言わないほうが良いでしょう。 本当に仲が良い人に伝えたい場合でも、教えるのは転職後にしておきましょう。

資料処分やデータ削除は最終日に  PCには暇な時みる趣味のリンクがあったりしませんか。 僕はあります。もちろん消しておきましょう。 正式な書類でないが、業務のために作成した書類やマニュアルは 最終日ギリギリに消したほうが良いと思います。 いざやめるとなると上司や同僚がそれらを要求することがあります。 削除済みだと「嫌がらせをされてる。嫌われてる」と思われる可能性があります。 もちろん嫌われても良い、なんにも会社の為になるものは残したくないというのなら止めはしませんが、 色々と不利益が振りかかる可能性は上がるでしょう。



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